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快適な移動に欠かせない「点検」と「タイヤ選び」

お買い物からロングドライブまで気持ちよく運転するための極意を解説。

タイヤ交換

休日に足を延ばし遠方までドライブしたり、家族を乗せて行楽に出かけるのはとても楽しい時間です。けれど、目的地に着いてほっとしたとたん疲れがどっと出てしまった・・・。クルマを運転する方なら、少なからずそんな経験があるのではないでしょうか。さらに長距離移動が雨の日だったら、なんとなく憂鬱ですよね。

この記事では、クルマの運転が疲れる原因や、より注意が必要となる雨の日の運転における注意点のほか、快適に移動するために重要なタイヤのコンディションチェックについてご説明しましょう。

こまめに休憩を取ってロングドライブの疲労を低減

長時間や長距離ドライブが疲れる原因は、「目の疲労」「休憩不足」「長時間の同じ姿勢」「エンジン音や振動、ロードノイズ」「慣れない道の走行」「道路の混雑」などが挙げられます。また、路面は平らに見えても歪んでいたり凸凹しています。こういった路面状況の影響を受けて、ドライバーは無意識に細かなハンドル操作しているのですが、このような操作が長く続くことによってストレスが蓄積され疲れの原因になります。

長時間の連続運転は心身ともに疲れが溜まり、さまざまなリスクを引き起こします。そのため、長距離ドライブを行う場合は、2時間を目安に休憩をとるようにしましょう。また、慣れない道の走行や渋滞によるストレスは、長距離ドライブの疲労感を高める要因のひとつです。道路情報やルートを事前に把握したうえで、できるだけ渋滞を避けたルートを走行するのがおすすめです。

タイヤ交換

雨の日もしっかり止まることができるよう残り溝を確認

視界が悪く、道路が滑りやすくなる雨の日の運転は苦手というお話をよく聞きます。ヒヤッとされた経験をお持ちの方も多いでしょうし、より一層注意しながら走ると疲れ具合も違うと思います。

そんな雨の日もより快適にクルマで移動したいなら、やはりタイヤのコンディションが重要です。タイヤがすり減り、溝が浅くなると、クルマを進める駆動力だけでなく、しっかり止めるための制動力も不足し、制動距離が伸びることあります。雨中ではその傾向が顕著になりますので、タイヤのすり減り具合には気をつけたいところです。

とくに雨の日の高速道路等では、溝が浅くなっているとタイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなり、タイヤが路面から浮く状態になることで、ハンドルやブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が発生しやすくなります

「じゃあタイヤってどこまですり減ったら交換なの?」と悩まれる方もいらっしゃることでしょう。じつはタイヤがどの程度まで減ったら、交換しなければならないのかということにはちゃんと決まりがあります。

タイヤには、残り溝が溝深さの使用限度である1.6ミリになる目安として「スリップサイン」が設けられています。摩耗したタイヤで走ると危険なため、スリップサインがタイヤの周上で1ヵ所でも露出すると、そのタイヤは使用してはいけないことが法律で定められています。もちろんタイヤのコンディションについては、ひび割れやキズなどそのほかの劣化具合も重要ですが、摩耗度合いについてはスリップサインが基準になります。

しかし、スリップサインはあくまで「限度」を示すものです。タイヤが路面と直接接する部分であるトレッド部にある溝や切れ込みは、総称して「トレッドパタン」と呼ばれ、主に以下の3つの性能があります。
■タイヤと路面の間から水を除去する
■タイヤの駆動力、制動力の確保
■クルマの操縦安定性、タイヤの放熱性の向上

トレッド部分の溝が浅くなると上記の性能が低下します。そのため、制動距離が急激に大きくなる残り溝4mmが、夏タイヤを安全に使用できる寿命の限界といえます。定期的に残り溝を点検することも、快適な運転に欠かせませんね。

タイヤ交換

残り溝以外にもタイヤのこんなところを定期的にチェック

タイヤの「見える側」、いわゆるサイドウォールにはワックスをきれいに塗っても、接地面がどんな状態なのか見たことがないという方は思いのほか多いのではないでしょうか。すでにご説明した「残り溝」も含め、「空気圧」、「偏摩耗」、「外傷」、「ひび割れ」、「サイド部の膨らみ」の6項目の点検が重要です。その内容を簡単にご説明しましょう。

【空気圧】
タイヤの空気は、使わなくても自然に抜けてしまいます。偏ったタイヤのすり減りや走行燃費に影響を与えるタイヤの空気圧について、エアゲージを使用してチェックします。
【残り溝】
タイヤの溝は、走行中に少しずつ浅くなります。溝が浅くなると、雨の日に排水性が低下し、ブレーキ性能の低下や高速走行時の安定性の低下をまねく恐れがあります。
【偏摩耗】
タイヤの異常なすり減りである偏摩耗は、空気圧が適正でない場合などに生じます。安全性だけではなく経済性も損なうタイヤの偏摩耗をチェックします。
【外傷】
パンクやバースト(破裂)の原因ともなるタイヤの外傷をチェックします。キズがタイヤ内部のコードに達している場合、タイヤが破裂し事故につながる恐れがあります。
【ひび割れ】
タイヤのひび割れは、走行中の異物の乗り越しや長期間の使用などで発生します。ひび割れがタイヤ内部のコードに達している場合は、交換が必要です。
【サイド部の膨らみ】
タイヤサイドの一部が局部的に膨らんでいる場合は、タイヤ内部のコードが切れている可能性があります。危険ですので、すぐにタイヤ販売店等にご相談ください

このうち「偏摩耗」はタイヤの寿命を縮めるだけでなく、走行中の振動や騒音の原因にもなり快適性が削がれることになります。偏摩耗に気づくことも大切ですが、日頃から愛車のタイヤが偏摩耗しないようにすることも大事です。偏摩耗を防ぐには、まずこめまめな空気圧点検による「タイヤの適正空気圧保持」が重要。そして、「定期的なタイヤのローテーション(位置交換)」も効果があります

また、車体に対してタイヤとホイールが取り付けられる角度や位置関係をアライメントといいますが、偏摩耗のひとつの原因として挙げられるのがアライメントのズレ。せっかく新品タイヤに交換しても、そのままにしておくとまた偏摩耗を引き起こしタイヤの寿命を縮めてしまうかもしれません。

新しいタイヤの性能を存分に引き出し、快適でスムーズな走りを楽しむためにも調整を行っておきたいものです。アライメント調整は定期的に行うのが理想ですが、タイヤ交換もひとつのタイミングですね。

タイヤ交換

快適な運転におすすめのタイヤ「Playz PXⅡ」

さまざまな状況で気持ちよく運転するために気にかけたいポイントをご紹介しましたが、もっと快適にクルマで移動できるように開発されたタイヤがあります。それがブリヂストンの「Playz PXⅡ(プレイズ ピーエックスツー)」です。

「Playz PXⅡ」は、コンパクトカーから、フルサイズのセダン、スポーツモデルまで幅広いクルマに対応するタイヤで、3つの特長を持っています。
・運転による疲れを軽減して安心ドライブをサポート
優れたウェット性能を実現し、雨の日の運転が苦手という方におすすめ
ライフ性能向上を実現し、優れた性能が長持ち

「Playz PXⅡ」はオンライン専用商品となり、より良いタイヤにも手が届きやすいブリヂストンの月額定額サービス「mobox」で取り扱いしています。

ちなみにこの記事でご説明した「タイヤの点検」は、「mobox」でタイヤを購入なさった場合、基本セットとして付帯されており、回数に制限なく点検を受けることができます

「mobox」はタイヤの購入と同時に取り付け店舗も選んで、作業予約まで行うことができる、文字通りワンストップのタイヤ交換方法です。タイヤ選びや作業予約はスマホで済ませて、あとは予約日に取り付け店舗へ出向くだけ。待ち時間も少なくて済みます

それだけでなく「mobox」は、タイヤ本体、交換工賃のほか、パンク時のタイヤ交換補償と各種メンテナンスがコミコミで月額定額制(スタンダードプランの場合)。まとまった金額の用意と余計な出費の心配がありません

そしてブリヂストンのタイヤ専門店から選ばれた接客・作業品質の高い店舗が参加するネットワークであるブリヂストンの認定店(B-select)で取り付けを行い、メンテナンスも担当します。タイヤ交換を検討されている方は、ぜひ「mobox」を検討してみてください。

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